QOLを高める診療

「他に何かできることは?」 飼い主さまのそういったお声から、統合医療を取り入れた診療を行っています。

西洋医学による専門性の高い高度医療でも、満足のいく結果の得られない疾患、あるいは限界となってくる疾患に、効果が実証されている自然療法を取り入れた統合医療による治療を行なっています。

統合医療の目的

統合医療により動物の患者さんに対して、単に病気を治すだけではなく、
「動物が心身ともに健康で、幸せで、美しい生活が送れること(動物のウェルネス)」を目標としています。

当院で実施している統合医療

  • 鍼灸療法(低周波パルス鍼通電装置、HeNeレーザー療法、TDP温熱療法の併用)
  • 漢方薬・中草薬・ハーブ療法
  • 各種天然物質・植物・生花剤などを原料とした各種サプリメント
  • アロマセラピー
  • ホモトキシコロジー (近代医学に代替補完療法としてホメオパシーを応用したドイツの治療法)

専門的な東洋医学の研鑽を積んでいます。

当院の院長は、中国の北京農学院(大学)の中西結合獣医学研究センターや北京鑑賞動物病院(北京で最も大きな動物病院)に数回留学し、鍼灸学コースをはじめ中草薬コースも終了し、最終的に2004年10月には小動物臨床中獣医学高級研修研究コースの終了証を授与されています。また現在当院の中獣医学療法に関する専任コンサルティングを北京農学院中国伝統獣医学国際培訓研究センターの陳武教授にお願いしています。

東洋医学を取り入れた治療例

関節や神経の痛みを取り除くための鍼灸療法をはじめとして、さまざまな疾患に対して中草薬療法を応用しています。副作用などが懸念される治療の代わりとして大きな効果を発揮しています。低周波パルス鍼通電装置やレーザー治療、特殊電磁波温熱療法、さらに中草薬も応用した多角的集中治療もご提案しています。
鍼灸療法は、痛みのコントロールに目覚ましい効果を発揮するため、疼痛のある椎間板ヘルニアや椎間板ヘルニアの手術ができない、または希望されない場合や、変形性関節炎、リウマチ性関節炎、ある種の神経疾患にも有効です。

代替療法

代替療法は補完療法とも言われ、他の治療に並行して実施する治療方法です。当院では、ホモトキシコロジー、フラワーレメディ、アロマセラピーなどの代替療法を取り入れています。海外では人の医療分野でも一般的な治療方法として普及しており、最近は日本国内でも治療に取り入れる医療機関が増えてきています。

漢方薬・中草薬・ハーブ

効果が明確で安全な漢方薬や中草薬、ハーブを応用し、心臓病や泌尿器疾患、神経疾患(てんかん様発作など)、アレルギー性皮膚炎、老年動物の免疫強化、その他の疾患の代替療法として実施しています。

西洋医学で発作を抑える薬は、動物の身体への負担も高いものです。そういった場合に中草薬を用いることで、薬の量を増やすこと無く、発作を抑えることができるようになりました。 また、ネコちゃんの尿石症の予防としての利用にも効果がみられることも分かってきています。

サプリメント・アロマセラピー

自然のものだけを用いたサプリメントや様々なホリスティック療法も、ご希望される飼い主さまにご提案しています。待合室には安全で本格的なアロマセラピーを用い、動物にも飼い主さまにもリラックスしていただける、ほのかな香りを加えています。

ホモトキシコロジー

ホモトキシコロジーは、ドイツのハンス - エインリッヒ・レクヴェク博士が提唱し、発達してきた伝統医学です。これは、病気を身体全体の不調和ととらえ、正しく整えるのが目的です。

 

ホモトキシコロジーの3本柱
1.解毒・排毒
2.免疫調節
3.細胞・臓器のサポート

 

これらを通して、動物が本来持っている病気と闘い、自然治癒力を高めることに
重点をおいた治療法です。
また、ホモトキシコロジーは、臨床報告などにより科学的に効果が実証されており、他の薬とも併用ができる生薬(レメディー)ですので、とても安全な治療法です。

ホモトキシコロジーの活用例

当院では特に、慢性腎不全やアレルギーの治療として高い効果を発揮しています。また、肝疾患や心臓疾患、さらに腫瘍(癌)などの補助的な治療としても、その効果が注目されてきています。

他に、椎間板・関節と骨の疾患、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、免疫系、皮膚の疾患、捻挫、挫傷、外傷など、原因や患部を問わず、炎症一般、各種慢性疾患や老齢性疾患、腫瘍などの治療としてなど幅広い分野で治療効果が認められています。